忍者ブログ
朔的日常。気まぐれ気侭な音楽生活。
[613]  [612]  [611]  [610]  [609]  [608]  [607]  [606]  [604
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ものすっごい独り言です。読み辛いと思います。



アルバムの感想を、と思うのですが、感想ってほど感情が湧かないんだよねぇ。
あえて言うなら「予想してたより好きかもしれない」とか?
まぁそう言うほど印象深いアルバムでも無いんだけど。
そもそも期待値はかなり低めで、発売日が危ういくらいだったので。

リーダーの趣味がバンドの曲に反映される、なんてのは、
もう是空以降色濃く出てる傾向な訳で、それを論点にするのは違う、と思う。
そんなの今更すぎるんじゃないかと。アルバム出る前からわかってた結果。
ミヤくんがディレクションとプロデュースを続ける限りは、
このバンドのこの「特性」は一生変わらないんだろうと思う。
その上で、そこから出てくるムックの曲が、結局聞く側の趣味に合うかどうかってな話になってる気がする。
あたしは志恩だった。あれほどハマったアルバムも無い。

バンドとしてのあからさまな「成長」ってやつが見えてたのは、極彩までなのかなぁ。
あの辺りで内から外へって思いっきり方向性変わったから。
でも、これはあたしがミヤマニだからそう思うのかも。
ミヤくんの内面的な変化は、間違いなくあの時が一番だった。
んで、ミヤくんが変わったもんだから、このバンドの「特性」によって、バンドも変わった。

でも達瑯の成長と変化は、球体→カルマ以降だと思う。
今回のアルバムで一番感じるのは、達瑯の成長。
今まで無いくらいに、この人の存在感を感じる。
歌詞ではなく、曲だけに注目したとき、ムックってバンドはやっぱりミヤくんの意思が見えてる曲が多かった。
単純に曲数が圧倒的だったしねぇ。
でもカルマは、達瑯の曲がかなり増えて、ちょっとだけ彼がやりたいこととか自信が見える気がするんだよね。

あたしは、球体がどうしてもダメでした。
最高傑作的な扱いも多いけど、あたしはダメだった。
その前の志恩が好みすぎて、球体への期待値がかなり高かったのもあるんだろうけど。
球体について「その名の通り、角も棘もないアルバム」と言ったムッカーさんがいたけれど、
あたしも本当にそう思った。何の特徴も無いと。
そう感じた時から、このバンドに対する期待値はかなり下がりました。
余白というか延びしろというか、そういうものはまだまだかなりあるバンドだとは思ったけど。
でもそれが「毒」になることは、きっともう無いんだろうなと思った。
結局やっぱりカルマは変わらなかったと思います。刺さるものは無いまま。

だけど、球体ほどの失望は感じない。
それは、初めの期待値の低さはもちろんあるけれど、
著しい達瑯の変化がみられるからなんじゃないかと思う。
しかもそれは、どう聞いてもまだ発展途上。ここが頂上じゃない。
球体の時には持てなかった次への期待が、今回のカルマには凄く持てるんです。
彼が変わることが、こんなにアルバムに影響を及ぼすなら、
もっと成長したとき、ムックというバンドはどうなるんだろうって。
どう転んでも、もう絶対に私の望む方向ではないんだろうけれど、
それでもその未知数さに興味が湧く。ワクワクする。
それが、今回のアルバムが予想以上に好きになれそうな理由だと思います。

今回ほど「次」が楽しみなアルバムも無いです。
それが良いのか悪いのかはさておき(笑)
まぁもうちょっと見てみようかなって、そう思います。
PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
E-mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
参戦予定
7/18 兎じゃNIGHT@LOFT
8/11 ギルガメ@O-WEST
8/21 JITB@幕張メッセ
8/24 E☆E@代々木体育館
11/27 ムック@高知
12/11 ムック@新潟
12/14 ムック@柏
最新CM
[06/28 朔]
[06/25 なぎさ]
[02/19 朔]
[02/19 みを]
[01/07 朔]
[01/05 みを]
プロフィール
HN:
朔(サク)
性別:
女性
バーコード
ブログ内検索
P R
アクセス解析